【Q&A】やりたいことが漠然としていて地図に落とし込めません

こんにちは、土谷愛です。

著書『適職の地図』の読者様から
こんなご相談が届きました。

やりたいことを「起業」と決めました。
でも漠然としていて、地図をどのように
作っていけばいいかがわかりません。

やりたいことの設定から
やり直した方がいいのでしょうか?

(30代・女性)


今回は
「やりたいことが漠然として
具体的な地図が描けない」

というご相談です。

目次

地図が描けない本当の原因は…


まず言っておきたいのは、
やりたいことが漠然としていて
地図が描けない原因は、

あなたが決めた「やりたいこと」が
間違っているからではありません。




「やりたいこと」に対して、
あなたが持っている知識がまだ足りないこと


が原因です。

「私のやりたいことは起業だ」
と思っても、起業について何も
知らなかったら、地図に描けないのです。



起業するためには、

何から始めたらいいのか。
何を準備したらいいのか。
何を勉強したらいいのか。

もしあなたが何も知らなかったら。


何から始めればいいのかも
わかりませんよね。


もし「やりたいこと」について
あなたが何もわからない状態だったら、

まずは「調べる」というのが
地図に入ってきていいのです。



つまり、
「調べる計画」まで立てることです。




・・・これ、わかりやすいよう
超ショートバージョンの目標で
地図を描いてみましょうか。



たとえば、
あなたの「今夜の理想の未来」が
「家族そろって楽しく食事をする」
だとします。



そして、この「今夜の理想の未来」のために
カレーを作ろう!と決めました。

←これが「やりたいこと」ですね。



さあ、ここで、
「カレーの作り方」を知っている場合と
「カレーの作り方」を知らない場合、
どう行動が変わってくるのでしょうか?



まず、カレーの作り方を知っているなら、
レシピを見ずに材料を揃えられますし、
作り始めることができます。


もしかしたらカレーを作るだけじゃなくて、

・サラダも作る
・デザートも作る
・テーブルに花を飾る

と、他の「やりたいこと」も
できるかもしれません。


では、カレーの作り方を知らない場合は
どうでしょう?


まずは

・どんな材料がどのくらいの量必要か
・どういった手順で作るのか

ということから調べますよね。


だってどんな材料をどれくらい使って、
どんな風に作るのかを知らないのですから。


だから「調べる作業」が
計画の最初に入ってきます。

こんな感じ。

①カレーの材料や作り方を調べる(15分)
②材料を買いに行ってそろえる(30分)
③レシピ通り作ってみる(40分)


・・・と、このように
①②の時間を計画に入れておかなければ、
みんながそろう時間にカレーが作れず、

「家族そろって楽しく食事をする」という
「今夜の理想の未来」が叶わない可能性が
出てきてしまいます。


いかがでしょうか?

こうやって考えてみるとシンプルですよね^^

知識が足りないときの目標の立て方



そしてこれは、基本的に
どんな「やりたいこと」の場合も同じです。

何もわからなかったら、
まずは調べることから始めましょう。




たとえば冒頭のご相談のように
「やりたいこと」=起業 としたけれど
今は起業について何もわからないのなら、

・今週、起業の本を3冊買ってきて読む

・自分と似た境遇の個人でも
 起業して成功している事例を
 SNSなどで来週中に3つ集めてみる

・その次の週は、調べた事例3つから
 参考にする事例をどれか1つに決める。

・来月は、1つセミナーに行って学んでみる


・・・たとえばこんなことを
まずは決められる範囲で目標に設定する。


これで1ヶ月の地図は描けましたね。


自分にとって初めてのことをやるときなど
知らないことが多い状態では、地図も
最初はこのあたりまでしか描けないのです。


この時点では、
起業してどんな風に稼ぐとか、
自分がどう仕事をするかは描けません。


それはただ単純に、
知識が不足しているから。



だからまずは調べながら、
現時点から1ヶ月先までの地図が
描ければいいのです。


このときのポイントは、

最初に知識がないときほど
具体的な「行動目標」を設定することです。




たとえば、

「3ヶ月後に副業月収10万円」のような
「結果目標」は、すでに副業に慣れていて、
そこまでに何をやるかよくわかっているなら
達成しやすい目標かもしれません。
(自然と行動目標にも落とせるはずです)



ですが、
まだ副業を始めてもおらず、
「どんな作業があるのか」
「どんな壁にぶち当たるのか」が
見えてきづらい場合には、

先ほどの例にあった

「本を3冊読む」
「事例を3つ集める」

などのように「行動目標」だけで
設定するといいですね。


自分が行動すればクリアできるので
目標が立てやすく、達成しやすいのです。



1ヶ月後、色々な情報収集を経て、
あなたの知識や経験値は
当然、今よりアップデートしているはず。


なので、そのときのあなたの知識を使って、
またその先の地図を描けば大丈夫です。

具体的な地図が描けないときにまずやるべきこと


ということで今日は

「やりたいことが漠然として
具体的な地図が描けない」

というご相談にお答えしました。


「やりたいこと」は決まったけど、
具体的に地図が描けない、と感じたときは


自分はその「やりたいこと」について
何を知っているか?



をまず考えてみてください。



そして「やりたいこと」について
何も知らない場合は、
調べることから始めましょう。



調べて知識が増えれば、
具体的な行動も見えてきますよ。



最初から「完璧な地図」を
描ける人はいません。




経験や知識を増やして進みながら、
少しずつ地図を描けば大丈夫です。


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この記事を書いた人

人見知りで大人しく、どんくさい性格が
子どものころからの強いコンプレックス。

そんな自分を変えたくて営業マンになるも、
毎日上司に怒鳴られ「辞めたい」と悩む日々。

しかし、24歳のときひょんなことから
「自分の強み」に気づき
売上ビリから一躍トップセールスに。

27歳で退職し「売れる強みの見つけ方」を
ブログで発信すると、口コミで評判が広まり
2021年に書籍化されて1万部超の大ヒット。

「強みを活かして自信あふれる大人を増やす」を
モットーに、講座運営や情報発信に力を注ぐ。

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