今「理想の自分」じゃないときは

こんにちは、土谷愛です。


先日、『自分を知る練習』の読者様から
こんなご相談が届きました。

自己分析に取り組んで、
「今の自分もいいな」と思いましたが、
今の自分は、理想の自分ではありません。

こういうときは、
今の自分のままの方がいいのでしょうか?
それとも理想の自分を目指した方が
いいのでしょうか?


今の自分がわかったけど、
それが理想の自分ではない場合。


今のままの自分でいた方がいいの?
理想の自分を目指して変わった方がいいの?



・・・というお悩みです。

目次

変わる?変わらない?を判断する方法

さて、わたしの回答ですが、
まず結論から言いますと、

「理想の自分を目指せばいい」

と思います。



あなたが前向きに
「理想の自分になりたい」と思うなら、
そのまま理想の姿を目指してGO!です。




もちろん、
「今の自分のままがいい」と思うなら、
そのままでも全然OK。




シンプルですが、とにかく、
あなたが心から望む方を選べばいい。


それがわたしからのアドバイスです。



ただ…
それを決めるのが難しいから
悩んでしまうんですよね。


そこで、悩んでしまったとき
くれぐれも注意してほしいことを
1つお伝えします。


それは、
「理想の自分になりたい」という
高揚感や自己効力感ではなく


「理想の自分にならなきゃ」と
義務感や劣等感の方が強い状態なら
そのまま突き進まないこと。




なぜなら、「ここに行きたい!」という
前向きな気持ち以外を燃料にしていると
遅かれ早かれ息切れしてしまうからです。




せっかく努力するなら、
前向きな気持ちで楽しく
ゴールを目指しましょう^^


さて、ひとつ面白いお話をします。


もしかしたら
「自分の自己分析、間違ってたかも?!」
と気づきがある話かもしれません。



そもそも、自己分析をして、
「今の自分」と「理想の自分」
どちらでいればいいのだろう?


と迷ってしまう方の中には

「自己分析」
=「一生変わらない自分」を見つけること


だと考えている方が多いんですね。



言い換えると、

自己分析をしてわかった「今の自分」は
きっとこの先もずっと変わらない

と思っている状態です。




でも、一方わたしは、
実は真逆の考え方をしています。


「自己分析」
=「今の自分」を把握するためのもの


そして、「今の自分」は
きっとこの先も変わっていくだろう…!



と捉えているんです。


もし前者のように

自己分析をすることによって、
「自分」って絶対的にこういう人間だ!

を見つけようと思っていた人は、

ぜひちょっと考えてみてください。



本当に
「自分はこの先ずっと変わらない」
のでしょうか?



たとえば、このような経験はありませんか?

・めちゃくちゃハマって大好きな歌手が
 いたけど、今はそこまで好きじゃない

・苦手だなと思っていた仕事だけど、
 やってみたら意外とやりがいを感じて、
 この仕事もいいなと思った。

・年齢を重ねて体型や見た目が変わったり
 職場やパートナーが変わったら
 周りに「顔つきが変わったね」と言われた

どうでしょう、心当たりありますよね?



そう。
意識したことがなかったかもしれませんが、
わたしたちは意外と変化しています。



だって1年前の自分とまったく同じ悩みを
今のあなたは同じ熱量で抱えていますか?



10年前にできなかったことで
この10年でできるようになったこと、
もしくは考え方が変わったことなど
一つもありませんでしたか?



こう言われてみると、

自己分析から見えた「今の自分」が
この先もずっと変わらない。

なんてことはないな…と
気づけるのではないでしょうか?



つまり、自己分析では
「現時点の自分はこんな自分」
がわかっただけです。



決して自分を決めつけるものでも
今後の可能性を狭めるものでもありません。




今の自分を把握した上で、
そのまま変わらない自分でいてもいいし、
ここからいくらでも変わっていいんです。



実際、わたしも変わりたいと思って、
挑戦していることがあります。


それは・・・喋ること。


今のわたしは、
文章を書くのは好きで、わりと得意です。

でも、それとは逆に、喋ることは苦手。


今こうして記事を書いているように

「自己分析が大事だよ」
「強みを見つけよう」

と文章だけで伝え続けることも可能ですが、



もし、喋って伝えることができれば、
もっとわたしの「理想の未来」に
近づけるのではないかな…?
と考えました。



一人でも多くの人に、
自分の強みを知ってもらいたい。

自分に自信を持って生きてほしい。




そのメッセージを、
今よりたくさんの人に届けられている自分が
わたしの「理想の自分」だと思ったんです。


そう思ってからは、苦手なりに
YouTubeやライブ配信に挑戦したり
ラジオやテレビのオファーを受けてみたりと
「喋って伝えること」も頑張っています。

苦しい努力をしてしまう原因


でも、ここで大切なポイントが1つ。


わたしは、
「喋りが苦手な自分がダメ」だと思ったから
克服しなきゃ、、、
と思ったわけではありません。


喋るのが苦手な自分を自覚して、
「そうだよね、苦手だよね」と受け入れて。


書くことを極める道を選ぶのもいいけど、
自分の本やコンテンツを
もっとたくさんの人に届けるために

「喋れる自分になりたい!」と思えたから、
喋ることに挑戦しました。





今の自分を知って、
変わりたいと思っている部分があれば、
変わっていいし。


変わりたくないと思う部分があれば、
それは変わらなくていい。



苦手なことに挑戦して、できるように
なりたいと思っている自分も、
今のありのままの自分です。



もちろん、変わらないと決めた自分も、
今のありのままの自分。



変わらないと決めたとしても、
その気持ちも途中で変わるかもしれません。



でも、それでいいと思うんですよね。



いつだって変わっていいし、
いつからだって変われる。



だから、今の自分のままでいた方がいいか、
理想の自分を目指して変わった方がいいのか
迷ったときは、

理想の自分になりたいと思うのであれば、
その理想に向かって突き進んでほしいな、
とわたしは思っています^^



くれぐれも注意すべきなのは、


「今の自分=ダメ(短所ばかり見ている)」



「この先も今の自分のままではダメだ…」
(劣等感)



「理想の自分にならなきゃ!」(焦り)


この流れになってしまわないことです。


こうなってしまうと、あっという間に
抜け出せない「苦しい努力」の
始まりですからね…!



そうならないためにも、
まずは「現在地の自分」を知って、


これからどんな未来に向かおうか?
そのためにどんな装備をゲットしようか?
と、ゲーム感覚で捉えてみてくださいね。







「27歳の会社員が起業するまで」PDFを無料で公開中


私は元々コンプレックスをこじらせたダメ会社員でしたが
今では会社を辞めても十分な収入を得られるようになりました。

プレッシャーや時間などあらゆるストレスから解放され
マイペースに暮らす幸せな毎日です。

>>詳しいプロフィールを見てみる



会社員になって5年が過ぎたころ、自分の働き方に疑問を感じるようになりました。
「こんな働き方を一生続けて幸せなのか?」と。


そんなとき偶然にも、

自分では何の才能もないと思っていても
個人でお金を稼げる強みを見つける方法を知り

インターネットを使えば
収入に上限がなく、
時間も場所も自由に選び
やりがいを感じながら働ける

ことを知りました。


そして27歳のとき
たった一人、自宅で起業して
やりたいことや才能がなかった平凡な私でも
あっさりと人生を変えることができました。


この働き方について、昔の私のような人に届けたくて
無料メールマガジンで伝えていくことにしました。

今だけメルマガ登録のお礼に無料特典をお送りしており、そちらも好評です。
ぜひこちらから受け取ってみてください。

メルマガ登録ヘッダー画像 メルマガ登録ヘッダー画像
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

人見知りで大人しく、どんくさい性格が
子どものころからの強いコンプレックス。

そんな自分を変えたくて営業マンになるも、
毎日上司に怒鳴られ「辞めたい」と悩む日々。

しかし、24歳のときひょんなことから
「自分の強み」に気づき
売上ビリから一躍トップセールスに。

27歳で退職し「売れる強みの見つけ方」を
ブログで発信すると、口コミで評判が広まり
2021年に書籍化されて1万部超の大ヒット。

「強みを活かして自信あふれる大人を増やす」を
モットーに、講座運営や情報発信に力を注ぐ。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる