【Q&A】自己評価と他者評価にギャップがあって迷います。。

こんにちは、土谷愛です。
先日、著書『適職の地図』の読者様からこんなご相談が届きました。

自己分析をして思う「主観的な強み」と、
他人から見た「客観的な強み」が違うときは
どちらを参考にしたらいいですか?

たとえば2択問題で、自分で強みはこっち!と思ったものを人に話すと、「あなたは逆の方が強みに見えるよ」と言われることがあります。

どっちが合ってるんだろう…と迷ってしまってうまく確信が持てないので、そういったケースでの対処法も教えて頂けると嬉しいです。

(30代・女性)

※回答を音声で聴きたい方はこちらから視聴できます。

目次

「自分って何者?」と迷った時の2つの判断基準

さて、今回のご質問は

「自己評価と他者評価にズレがある!
 どっちが本当?」

ってことですね。

確かに、

「自分はこうだ!」と思っても
「あなたはこうだよ!」って
他人に言われると、混乱しますよね。

親とか、友人とか、上司とか
尊敬していたり、
長く一緒にいる人からの言葉なら
なおさら迷って当然です。

今日はそんな状況で
どう考えたらいいか?のヒントを
お伝えします^^




結論から言うと、

①自分を動かすためには「自己評価」を信じる
②客観的に評価を得るためには「他者評価」を優先する

でOKかなと思います。

なぜなら
自分を突き動かすには「主観」の力が、
他者評価を得るには「客観」の評価が
それぞれダイレクトに効きやすいからです。





たとえば・・・
自分が副業をがんばろう!と思った場面を
例にしてみましょうか。

自分としては「短期集中型」だから一気にやっちゃおう!と思うんだけど、親からは「長期コツコツ型」だって言われるし、あまり高い目標を立てずにコツコツやったほうがいいのかな?


→この場合、「自分を動かす」が目的なので、自分が「短期集中でやってしまいたい」と思うのならば、その自己評価を優先してみる

ということ。

商品作りのジャンルに悩むな〜。自分としてはAの方が好きなんだけど、友達からはBを教えてと頼まれることが圧倒的に多いし、どちらを商品化すればいいかな?



→この場合、「他人にお金を払ってもらう」が目的なので、他者評価であるBを優先してみる
(「好きなことをやる」が目的ならAでもいいですが)

ということです。



そもそも、自己評価と他者評価の間に、多かれ少なかれ、ズレがあって当然のものなんですよね。
もっと言えば「客観評価」と言ったって、見る人によっても変わってきます。

だって、

母親に見せる自分と、
会社の同僚に見せる自分と、
友人に見せる自分と、
恋人に見せる自分って、

違いません?


つまり、

「私」が頭の中で何を考えていて、
家でどう過ごしていて、
会社でどんなふうに仕事をしていて、
お客様にどんな接し方をしていて、
休日に友人とどんな会話をしているか、

そのすべてを知っている人はただ一人、「自分自身」だけです。

他には一人もいないはずです。


であれば、そもそも「自分が見ている自分」と「他人が見ている自分」の情報量が違うわけで、そこの評価にズレが生じるのはごく自然なことなんですよね。

「他者評価」を信じすぎると陥りがちなワナ

あとは「他者評価」で知っておくとよいことは、
ほとんどの場合、「人は相対評価を口にする」ということです。

わかりやすく言えば、
「あなたって行動力あるよね!」という言葉は、
基本的に「あなたって(私より)行動力あるよね」という意味なのです。

だから、さらに他の人と比べたときには
「(私やあなたより)●●さんって行動力あるよね」
になるのかもしれません。


つまり、仮にあなたが自分では
「私、行動力がないな」と思っていても
他の誰かから見たら「行動力がある」と評価されることがあるのですね。

なので「他者評価」を参考にするなら、
「自己評価の情報量とは違う」
「その他者が知っている、誰かとの相対値である」

ということを忘れずに。

【結論】どちらを「強み」にするかは自分で選べる

さて、踏まえて冒頭の質問に戻ると、

「自己評価」と「他者評価」は、
どちらかが正しくて、どちらかが間違っている
ということではありません。

どちらも正しくて、ただ、
「どの情報を持って判断しているか」
「誰と比べているか」が違うだけ、
ってことなんです。


だからこそ、わたしたちは
自己評価と他者評価のうち、どちらを「強み」として使うか?
自分の意思で選べばいいんです。

そして繰り返しますが、
わたしがおすすめなのは、

①自分を動かすためには「自己評価」を信じる
②客観的に評価を得るためには「他者評価」を優先する

このシンプルな判断基準です。

ぜひ取り入れてみてくださいね。

【おまけ】わたしも、自己評価と他者評価が違います

最後に余談ですが・・・

実際わたしも、自分では「ネガティブな性格」だと自己評価しています。
何か新しいことを始めるとき、ついつい「リスク」に目がいくことの割合が多いからです。

ですが、ブログを見てくださったお客様からはポジティブだと言われることがあります。
それはすなわち「(そのお客様に比べたら)ポジティブな言葉を使う」という他者評価ってことですよね。

でもそれも当然で、わたしの頭の中のネガティブを
100%そのまま言葉には出していないからです。
ネガティブを自覚しているからこそ、発信のときは気をつけて言葉選びをしているっていうのもありますね。

こう見ると、
自己評価と他者評価が正反対なくらいズレています。笑

でも、それは当たり前のことなんですよね。

思考回路はネガティブだけど、
それを仕事上では(ブログやSNSでは)出していないし、
もっと言うと外に出している場面(友達に愚痴を聞いてもらう場面など)をお客様は見ていないわけですから。

その上で、
自分に対してはネガティブ思考をうまく発揮して、
リスクを回避するのに使っています。
でも他人への発信に対しては、「慎重に言葉を選び、元気を受け取ってもらおう!」と、
うまく自分の資質を使えているかな、と思います。


「目的」によって、自分の「特徴」に対する自己評価や他者評価を使い分けて、うまく「強み」に変えていきましょう^^

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この記事を書いた人

人見知りで大人しく、どんくさい性格が
子どものころからの強いコンプレックス。

そんな自分を変えたくて営業マンになるも、
毎日上司に怒鳴られ「辞めたい」と悩む日々。

しかし、24歳のときひょんなことから
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売上ビリから一躍トップセールスに。

27歳で退職し「売れる強みの見つけ方」を
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「強みを活かして自信あふれる大人を増やす」を
モットーに、講座運営や情報発信に力を注ぐ。

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