今日の自分は合格と言えますか?「逆算思考」を身につけて人生を変えよう
こんにちは、土谷愛です。
先日ツイッターでこんなツイートをしました。
【私がトップ営業マンになるためにやったこと】
①絶対トップになると決めた
②そのためにいつまでに何を達成するか決めた
③ゴールから逆算して今月、今週、今日やる行動の目標を決めた
④毎日行動目標を達成し続けたこれやるだけで、入社1年後にはトップ営業マンになれた。
ポイントは逆算思考。— 土谷愛@人見知り営業→起業家 (@tsuchitaniai) 2018年7月30日
このツイートの反響が良かったので、今日は目標を達成するために欠かせない「逆算思考」について書いていきます。
これは成功者なら誰でも習得している超重要なマインドなので、ぜひ読んでみてください。
人見知りがトップ営業マンになるためにやったこと
ツイートにも書きましたが、私がトップ営業マンになるためにやったことは以下の4つです。
①絶対トップになると決めた
②そのためにいつまでに何を達成するか決めた
③ゴールから逆算して今月、今週、今日やる行動の目標を決めた
④毎日行動目標を達成し続けた
これはもちろん営業マンに限った話ではなく、実はあなたが目標を確実に達成するときに欠かせない考え方なんです。
この考え方がなければ、あなたが目標(ゴール)にたどり着く可能性は限りなく低くなってしまいます。
逆に言えば、この考え方を身につけておけば、あなたはどんな大きな目標も叶えられます。
何かを得ようとか、なりたい自分がある時にはこれを必ず意識してください。
それでは上にあげた4ステップについて具体例をみていきますね。
①絶対トップになると決めた
私は24歳の時に勤めていた広告会社のトップ営業マンになることができましたが、元々は人見知りで大人しい性格なので、ゴリゴリ物を売り込むような営業スタイルは苦手でした。
ただ会社を見渡すと、そういう強気でセールストークをガンガン繰り出すような営業マンが多かったです。
売れるためにはこういう営業もしなきゃいけないのかな…と入社当時はおびえていました。笑
ですが、私にはどうしてもトップ営業マンになりたい理由がありました。
それは成績トップになるともらえるインセンティブ(成果報酬)が欲しかったからです。
月々の個人目標を達成するだけでもインセンティブはもらえていたのですが、全社のMVP(トップ営業マン)になると、さらに追加で特別インセンティブがもらえる制度がありました。
そしてですね…MVPにも商品別に部門が用意されており、そのすべてのMVPを総ナメして受賞すれば、軽くボーナス1回分以上の報酬がもらえたわけです。
私は当時、大学時代に借りた奨学金約450万円の返済に苦しんでいたため、営業マンになったからにはこのMVPがどうしても欲しかったんですね。
そんなわけで会社に入社してすぐの時点、まだまだ売れない営業マンのころから「私は1年以内に絶対トップ営業マンになる」と腹をくくっていました。笑
この「いつまでに、絶対にこうなる」と明確にゴールを決めることが最初の重要なステップです。
②そのためにいつまでに何を達成するか決めた
ゴールを決めたら、そのゴールにたどり着いた状態をもう少し明確にしておきましょう。
あなたが決めたそのゴールは具体的に言うと「いつまでに」「何を」達成している状態なのか、ということです。
例えば私の場合は「1年後にトップ営業マンになる」というゴールを決めました。
そしてそれを明確化すると、「今から12ヶ月経った時点で売上目標の180%を達成している」という状態でした。
180%の基準は、その当時のトップ営業マンの目標達成率が150%ほどだったからです。
多少の誤差を考慮しても、今のMVPを30%以上上回れば確実に1位になれるだろう、と考えたのです。
なので「12か月後までに個人の売上目標180%を達成する」ことを明文化しました。
このようにゴールをより鮮明に、具体的にイメージしておくことで、次のステップである細かい行動目標を立てやすくなります。
③ゴールから逆算して今月、今週、今日やる行動の目標を決めた
これが今回最もお伝えしたい、超重要な「逆算思考」の部分になります。
ゴールを設定し、それをより具体化したところで
じゃあそれを達成するために何をするのか?
という戦略を考えていきます。
そしてその後に
・今月の行動目標
・今週の行動目標
・今日の行動目標
といった形で、細かい目標に落とし込んでいきましょう。
ここでのポイントは「行動目標」を設定する、ということです。
行動目標というのは
例えば「今月4kg痩せるために、今週1kg痩せる」ではダメです。
「今月4kg痩せるために、今週1kg痩せる。そのために今週は毎日半身浴1時間、ジョギング1時間をする」
というふうに”行動”ベースで目標を立てることが大切です。
なぜなら行動目標を決めていなければ、万が一達成できなかった時、何が足りなかったのか振り返って改善することができないからです。
私のMVPの場合なら、
12ヶ月後に年間の売上目標180%を達成する。
↓
そのために今月の売上目標も180%を達成する。それを金額にすると●●円売り上げる必要がある。
↓
そのために●件以上の契約が必要になる。
↓
●件以上契約するためには、月間で●件の商談を入れる必要がある。
↓
じゃあ今週は合計●件の商談を入れよう
↓
今日時点であと3件足りないので、今日中に3件の商談アポイントを取得しよう
…といった感じで、どんどん目標を細分化しました。
つまり「今日自分は何をすれば1年後ゴールにたどり着くのか」がわかっている状態を常に保っていたのです。
この考え方が超重要で
「今やっている作業が何に繋がっているか?」がわかっていて
「どれくらいの作業をやっていれば目標達成できるか」がわかっていれば
失敗のしようがありません。
仮に今週の目標を達成することができなかったとしても
なぜ達成できなかったのか、と言えば
行動が足りなかったから
という確実な要因がわかります。
じゃあ達成するために次はどう行動すればいいか?
と考えるだけですぐに修正できますよね。
なので何か新しいことに取り組むときでさえ、この「逆算思考」を身につけていれば、まったく怖いものはありません。
④毎日行動目標を達成し続けた
最後のステップですが、上記のように行動目標を決めたら、とにかくその目標を達成することに毎日こだわっていました。
何度も言いますが、1日の行動目標を着実に1年間達成し続ければ、それはもうゴールにたどり着くということだからです。
目標を決めるところまではできても、この「目標を達成し続ける」というのが難しく感じる人もいると思います。
モチベーションが保てない日もありますし、うまくいかない日ももちろんありますから。
でもそんな時こそ思い出してほしいのが、①で決めた最終的な目標です。
あなたがなぜそれを最終目標にしたのか、どれほど達成したい目標なのか。
この思いの強さが強ければ強いほど、あなたを踏ん張らせる原動力になります。
そのために、①で決める最終目標は心から達成したいものである必要があります。
ここを適当に設定せずに、自分の本音と向き合って正直な目標を決めましょう。
実際、私も会社が決めた目標数字を”会社が決めたから”という理由で達成したいと思ったことは正直ないです。
「お金が稼ぎたい」「奨学金のストレスから逃げたい」みたいなキレイな理由じゃなくても、それで良いんですよ。
言いづらければもちろん誰かに発表する必要もないんですから。
自分の心をごまかすことだけはできないので、ぜひ本当に心から望む目標を掲げましょう。
「逆算思考」が身につけば一気にデキる人になる
冒頭でもお話ししましたが、実は大きな夢を叶える成功者やめちゃくちゃ仕事がデキる人というのは必ずといっていいほどこの「逆算思考」を身につけています。
私も百人単位の営業マンを見てきましたが、ここが結果を出す人・出さない人の大きな分かれ目でした。
例えあなたがどんなにお金を稼ぎたいと思っても、何となく毎日漫然と仕事に取り組むだけでは、あなたがどんな優秀な人であっても成果は出しにくいでしょう。
少なくとも逆算思考をもって行動する人に比べれば、確実に成果が出るスピードは遅くなります。
心から向かいたいゴールを決めて、期限を決めて、そのための小さな目標を毎日達成し続ける。
たったこれだけで、たいていの夢は叶えられるものです。
人見知りダメ営業マンだった私が入社1年でMVPを獲得できたように、あなたも心からの目標を達成できることを祈っています。
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