私が会社員に向いていないかも?と感じた4つのポイント

私会社員向いてないかも?

こんにちは、土谷愛です。

今日は「会社員に向いてない人はフリーランスを選んでみよう」という話をしたいと思います。

 

目次

「私、会社員向いてないかも」と思った話

世の中には2種類の社会人がいます。

・会社員に向いている人

・会社員に向いていない人

 

後者は、会社員…というか組織で働くことが向いていない人、と言った方がいいかもしれません。

かくいう私がそうなんですが。笑

 

だけどこんな私も、大学を卒業してから5年間は会社員として働いていました。

しかももはや社畜と言われるレベルで、1日のほとんどの時間を会社で過ごし、家には寝に帰るだけ、というような生活をほぼ毎日していたんですよね。

転職経験があるので、大企業やベンチャー企業まで含めて3社ほど経験しましたが、どの会社にいても必ず感じていたことがあります。

 

それが以下の4つです。

 

①集団生活が苦手

②非効率的(ムダ)なことが嫌い

③自分のペースを崩されたくない

④やりたい仕事をやる時間の割合が少ない

 

今これを読んでいるあなたも、もしかしたら当てはまるところがあるんじゃないでしょうか。

 

 

①集団生活が苦手

単純にコミュニケーション能力が低いだけかもしれませんが、人と表面的な会話をするのが異常に苦手でした。

朝おはようございますと挨拶して、その後に一言二言会話を続けることすら難しかったです。笑

親しい人と数人で飲みに行くのは大好きなのですが、大勢の飲み会やイベントなどはかなり苦手でした。

誰と何を話せばいいのか全くわからず、なるべく端っこの席で一人で飲むか、仲の良い人とさり気なく別のテーブルに移動してえんえん話す、みたいなことをしていました。

極力大きな飲み会には参加したくありませんでしたが、歓迎会や送別会となるとそういう訳にもいかず、毎回苦痛を感じながら参加していましたね。

 

 

②非効率的(ムダ)なことが嫌い

とくに議題があってもなくても開催される定例会議とか、社内資料をデータじゃなくわざわざ紙にプリントアウトして配るとか、とにかく「効率悪いな」とか「無駄だな」と感じることが大嫌いでした。

改善案を提案するという手も試みたりはしますが、そもそもそれを承認されるまでのプロセスがまた無駄に長かったり…会社にいるときはそんなことの連続でした。

新卒で入った営業会社はめちゃくちゃ体育会系の会社で、毎朝社訓を大きな声で読むとか、営業は外回りしてこそ売上があがるという考えのもと19時より前に帰社してはいけなかったりとか、本質的なことからズレているような気がしてなりませんでした。。

結局人が決めたルールに完璧なものはないので仕方ないのですが、自分で働くルールを決められないということ自体が今思えばすでにストレスだったのかも知れません。

 

 

③自分のペースを崩されたくない

もともと人と話さず一人で黙々と集中したい性格なので、仕事中に雑談や急ぎじゃない用件で話しかけられるのがもう本当に許し難かったです。

メールで済むような用件でもわざわざ電話をかけてこられたりして、自分の手が止まるのもストレスでしたね。

上司から細かすぎる報連相を求められたときも「自由にやらせてほしいな、そのほうが良い結果出せるし」と生意気にもずっと思っていました。

実際に上司に直接言ったこともあります。

上司は面食らってましたが…。笑

 

 

④やりたい仕事をやる時間の割合が少ない

これはとくに出世を経験していくにつれて感じたことなのですが、自分がやりたいと思っている職についたとしても、「これが楽しい、やりがいがある」と思う仕事内容ができるのは1日のうちわずかな時間でした。

例えば営業なら、顧客に提案・受注するときは楽しいけれど、会社に戻ってからやる事務作業の方が何倍も多かったり。

役職がマネージャーになってからは、もっとマネジメントに集中したいのに、いつまでも営業数字を持たされたりしていて、自分の得意な仕事・強みがあるのに活かしきれてない消化不良な感覚を覚えていました。

 

 

1社ならまだしも、3社ともこのように感じる瞬間が多かったので、「ああ会社員向いてないんだな」とつくづく思いましたね。

とくにこの4つは「会社」というすでに誰かに用意された箱の中で生きるなら避けられない事だと感じています。

組織にいる人を丸ごと変えることはできないし、既に運用されているルールを変えるのは労力がかかり過ぎるし、人が集まっている以上仕事の割り振りは生じてしまいますからね。

 

もしかしたらこの4つをすべて解消できる会社だって探せばあるのかも知れませんが、当然ながら何万社とある会社ひとつひとつを確かめることはできません。

であれば「会社員以外の働き方」を試してみるのがいいんじゃないか、と思い、今は起業の道を選ぶことになりました。

 

 

「起業って難しそう」という壁

そうは言っても「じゃあ明日会社辞めて起業してみよう」と行動できる人はほとんどいないでしょう。

なぜなら起業の方法を知らないからです。

 

それも当然で、実は日本の大学までの教育では「会社員になるための教育」が主流なんですよね。会社員としてうまくやっていくための集団生活を教えられて、社会に出たらどこかの会社に就職するのが当たり前のようにレールが敷かれています。

そうやって教育された人の一部が社会に出ると先生となって教育側にまわるので、おそらく先生をやっている人の中に起業経験者はほとんどいません。当然、先生は「起業」を教えることはできません。だって知りませんからね。

そうやって教育はループするわけです。なので、「社会に出たら会社員になる」という道がスタンダードになっているのですね。

 

このように普通に生きてきたら大半の人は「起業する方法」を知りません。

私たちは知らないことは選べません。それに、知らないことってとてつもなく難しそうに感じてしまいますよね。

 

だから「会社員に向いてないな」と思っても、ほとんどの人は辛い思いをしながらその働き方を続けているのでしょう。

 

「どうしたら変えられるのか」を考える人が勝つ

じゃあ同じような理由で会社員を辞め、今起業家として働いている人はどんな人でしょうか?

元々はその人たちも起業の方法なんて知らない人たちのはずです。

 

でもその人たちが違ったのは「どうしたら会社員を辞められるのか」と考える思考があったからです。

「会社員を辞めるのは難しそう→できない」ではなく、「どうしたらできるのか」と考えることが出来る人だけが、その方法を学ぶチャンスを生み出すことができます。

 

当たり前のことに思えるかもしれませんが、この考え方をできていない人はかなりたくさんいます。

 

 

私が営業をやっていたときも、売れる営業マンと売れない営業マンの一番の違いはそこでした。

売れない営業マンは

「今日も売れなかった」「あの人はいつも売れている」

あの人はセンスがあって凄いな、容姿が良くてうらやましいな…

と口癖のように言っていました。

できない自分を認めてしまうのが怖くて、「あの人はすごい」「あの人は特別」と自分を納得させてしまうのです。

 

でも、売れる営業マンは違います。

「今日も売れなかった」「あの人はいつも売れている」

どうしたら自分も売れるようになるだろうか?あの人と自分の違いはどこだろうか?

この一文を思えるか思えないかで、成長の度合いが何倍も変わります。

 

出来ない事や知らない世界を見た時、「どうしたらそこに辿り着けるか?」と自然に考えられることは、人生においてかなり有利に働くでしょう。

何かを諦めそうになった時、私自身も常に自分に言い聞かせている考え方です。

 

 

会社員に向いてない人はフリーランスを選んでみよう

ここで冒頭の話になりますが、「会社員に向いてないかも」と自分で思っている人には、フリーランスという選択肢をおすすめしたいです。

今その方法を知らなくてピンとこなくても、まずは「どうしたらなれるのか」という方法を知っておくだけでも意味があるのではないでしょうか。

 

そのための方法を学べる環境は実はたくさんあります。

本屋さんに行けば副業やフリーランスに関する書籍コーナーが必ずありますし、実際に友人などで個人で働く人がいれば、その人に会って話を聞いてみるのも良いでしょう。

また、インターネットで検索すれば山のように情報が出てきます。一部怪しいものも含まれていたりしますが…。

 

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この記事を書いた人

人見知りで大人しく、どんくさい性格が
子どものころからの強いコンプレックス。

そんな自分を変えたくて営業マンになるも、
毎日上司に怒鳴られ「辞めたい」と悩む日々。

しかし、24歳のときひょんなことから
「自分の強み」に気づき
売上ビリから一躍トップセールスに。

27歳で退職し「売れる強みの見つけ方」を
ブログで発信すると、口コミで評判が広まり
2021年に書籍化されて1万部超の大ヒット。

「強みを活かして自信あふれる大人を増やす」を
モットーに、講座運営や情報発信に力を注ぐ。

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